2016年3月4日金曜日

こどもを育むのは、社会を構成する私たちの使命



3月6日(日)は、いよいよ地域再生フォーラムが開催されます。

皆さんは、「子どもの貧困問題」と聞いて、何を思い浮かべますか?

最近、「子どもの貧困問題」というある種のキャッチーなテーマで話題になっていますが、その本質的な議論に焦点を当てるのは、それなりに考えてみないと分かりづらいところがあります。



基調講演をおこなっていただく子どもの貧困対策センター一般財団法人あすのば代表理事の小河光治氏は、8歳の誕生日のとき、お父様が自宅前で車にはねられ、意識不明になりました。重い医療費負担に追い詰められ、母は「ガス栓をひねるしかない」と一家心中を口にされたといいます。非常に苦しい少年時代を過ごした経験が、現在の原動力になっているのでしょう。

JCで活動しているからなのか、NPOで活動しているからなのか分かりませんが、子供がどのような環境で育つかということがいかに大切かを痛感しています。


「教育の道は、家庭の教へで芽を出し、学校の教へで花が咲き、世間の教へで、実が成る。」(家庭心得(明治31年))という言葉があります。これは私が昨年であった言葉なのですが、やはりこの国では、教育を社会で完成させる伝統があったことをうかがわせます。

そして教育とは、人を育むことであり、その責任が社会を構成する大人にあるのだと思います。


私はこのまちが好きです。

このまちで育つ子供たちが同じように感じて欲しい。だからこそ、今回のようなテーマは絶対に無視してはならぬのだと思います。


当日は、事前申し込みをされていなくてもご参加いただける予定です。
小さなお子さまを連れてきていただいても問題ありませんので、ぜひ一緒にこのテーマについて考えませんか?



【日時】2016年3月6日(日) 15:00~17:00(開場14:30)

【場所】ラスカ茅ヶ崎6Fホール(JR茅ヶ崎駅の駅ビル6階)


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