2016年7月19日火曜日

サマコンで学んだこと、出向で学ぶこと



先週末、公益社団法人日本青年会議所主催のサマーコンファレンス2016が横浜の地で開催されました。

サマーコンファレンス(通称サマコン。)は、毎年この時期に開催される、日本JCの運動の最大の発信の場とされています。その一年間の運動に込めた想いを直接市民の皆さんに広く発信する場として、大変重要な機会です。

さて、今回はこのような大変大きな事業を実施するとき、LOMとは異なるどのような配慮がなされているのか、という点について考えたいと思います。



まずは皆さんのLOMを想像してください。LOMで例会を行う場合、通常は同じLOMのメンバーだけで事業を設営し、実施します。だから、例えば茅ヶ崎の場合だと勤労市民会館で例会をするときには、ある程度「こんな感じ」というゴールの共有ができているため、例えば会場図が精密にできていなくても、結果として「できちゃう」という実態があります。

しかし、サマコンのようなフォーラムの場合、そうはいきません。

まず、規模が違います。LOMで公開例会を行う場合、そこに訪れる市民の方々は、どれだけ多くても最近は300人程度です。でもサマコンの場合は、私が出向させていただいている委員会(民度向上委員会)のフォーラムで1000名入る会場に、100名近くのメンバーで本番を設営します。LOMだと10名くらいですね。

この100名近いメンバーのほとんどは、ほとんど議案の内容も理解していないことが普通です。でも、本番は無事に終わっていきます。ろくに理解もできていない事業が結果としてうまくいっている理由がわかりますでしょうか?

それは、中心となるスタッフが密に連絡を取り合ってタイムスケジュール等を把握し、他方で、当日しか来ないメンバーでも活躍できるレベルに役割を明確かつ単純に落とし込んでいるからです。

この「明確」かつ「単純」にすることで、「これをやってください」と説明でき、できていないことに対して「なぜできていないのか?」と問うことが可能となります。私の場合は「なんとなく」みたいなところで役割を落としきれないところがあり、今回のサマコンでは大変勉強させていただきました。


このように、ちょっとしたことでも、自分のJCでの経験に応じて出向先では新たな気づきというか、新鮮な視点を磨くことが可能となります。今回の学びは、早速今後の議案チェックや議案構築で生かしてみたいなぁと思います。


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