2016年12月30日金曜日

【卒業生】関谷達朗 君

12月8日、とうとう茅ヶ崎JCの卒業式が執り行われました。今年の卒業生は10名。皆それぞれにJC観があって、それぞれの人生の中でJCの位置付けは様々。そんな卒業生のお一人お一人をご紹介していきます!


関谷 達朗(Tatsuro Sekiya)君







JCでの経歴


  • 2014年 入会(OMOIYARI委員会 委員)
  • 2015年 ー
  • 2016年 人間力開発委員会


茅ヶ崎JCは一つの組織ですし、入会したからには例会にも参加して、委員会活動にも従事することが求められます。

しかしながら、青年会議所に所属するのは20代〜30代の青年世代。家族をつくったり、自分で事業をしている人は成長ステージにいることがほとんどです。
まちづくりは絶対に大切だし、誰かが取り組まないと次の世代に引き継ぐことができないことは分かっていても、果たしてそれを自分ができるステージに立っているのかどうかは、すごく難しい問題だったりします。

関谷君は、地元でも大変信頼されている人材です。ご自身はラーメン屋を始めとする飲食店の経営をしつつ、JC以外に商工会議所の青年部で大活躍されています。

そんな彼にとって、茅ヶ崎JCは、どんな場所だったのか。


彼は卒業式の日に、セレモニーの中で「関東地区宣言」を担当しました。
本番当日、集合時間よりも少し早めに来た彼に、私は関東地区宣言のやり方を伝えました。


「この席から前に出て、会場に一礼し、国旗に一礼して、それで登壇して、ここで一礼。そして「関東地区宣言」と大きな声で発して、終わったら一歩下がって一礼、降壇して、国旗に一礼し、会場に一礼する。そして自分の席に戻ってください。」


関谷君がこのセレモニーを担当したのは、おそらくこの時が初めてです。

なかなか参加することができなかった彼にとって、関東地区宣言は大きな緊張を強いるものだったと思います。

本番までに何度か練習。不安そうな表情。




本番ではバッチリ決めてくれました。




そんな彼を見て、「ああ、やっぱり信頼される人ってこういう場面で、求められる振る舞いをきっちりできるんだなぁ」と、私は変に納得しました。

そして、最後の卒業生スピーチでは、「誘ってくれた先輩たちに感謝しています」と。彼のスピーチを見るだけに集まった人たちも何名かいました。

青年会議所は素晴らしい団体だと思います。でも、数ある組織の一つという自覚は失ってはならないと思っています。そういうバランスが、地元に必要な運動を支えるのではないかと。

そのようなことを、関谷君とお会いするたびに感じさせてくれます。そして、卒業式に来てくれたことを喜ぶ多くのメンバーがいて、こうやって様々なメンバーが多様性を生み出して、組織を強くするのだと再認識させてくれました。

関谷君、ご卒業誠におめでとうございます。


総務広報委員長 北川

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