2016年5月7日土曜日

日本人としての「美しい心」とは?(人間力開発委員会 山田浩子君)

今回アニャンゴさんを講師としてお招きするにあたり、本講演会において茅ヶ崎青年会議所の掲げるテーマが「日本人としての美しい心」というものでしたので、私はこの“美しい心”について自分なりに考えてみたいと思います。

心の持ちようって、言うまでもなく個人個人違うものです。生まれ持ったもの、様々な経験から感じること、周りから影響を受けるもの、自分自身の信念。

自ら、自身の考え方や気持ちを美しいって思っている人は、あまりいないと思うんです。

では自分以外の周囲の人を見渡した時に、あの人の性格や内面が素敵だな。この人は人を惹きつける魅力が何かあるなって感じたことは、少なからず誰しもあるのではないかと思います。

心は形がなく、目に見えないもの。自分では分からないけど、周りには何となく分かる、伝わる。

美しいという形容詞は表現が難しいけれど、私は純粋さ、けがれのない無垢のようなイメージを持っています。

大人になると過去の様々な経験のフィルタを無意識に通して、自動的にデータが算出されて視野が狭くなってしまいがち。

世界には多種多様な文化があり、人物がいて、歴史があって、今の自分には想像も出来ないような環境で過ごされている方々が沢山います。国を代表するような富豪であったり、国を捨てて新たに生活する環境を探さなくてはならなかったり。

どんな境遇にあっても、自分自身を見失わず、人生を前向きに生きる。

その瞬間を楽しむことができる。

それこそが、今の私の思う“美しい心”です。

アニャンゴさんのお話を直接お聞きしたら、ニャティティの生音を耳にしたら、またその概念が変わるかも知れません。


人生は、一期一会。


アニャンゴさんは、本講演会のためにアフリカへの帰国日を一日ずらして下さり、翌日には帰路につかれるとお聞きしました。

YouTubeではなく、TVでもない、同じ会場で同じ時を過ごすことのできるこの貴重な機会を、是非一緒に楽しみましょう!


人間力開発委員会 山田浩子

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