2016年2月26日金曜日

クラウドファンディング・・・共感社会が生み出した新たな資金調達手段

これは、私がJCで出会ったとある先輩から紹介してもらった本。目に見えない資本主義。

どんな内容なのかさっぱり分からないで、薦められたから読んでみた本だった。


経済学というのは、人間学の一つの側面なのだと思います。この本はそういうことがスパッと書いてあります


JCで事業を組み立てるとき、この本を読んでおくと参考になることが多いと思うので、もっと早く読んでおけば良かったと思ったと同時に、それでも出会えて良かったと実感した本でした。



さて、最近はクラウドファンディングという手法を耳にする人も多いのではないでしょうか。資金調達といえば、もっぱら金融機関からお金を借りるのが一般的で、投資を受けるような案件に出会う地域の会社はほとんどないでしょう。

ところが、最近は金融機関を経由しない手法が拡がってきました。それがクラウドファンディングです。ある目標があって、その目標達成にお金が必要だけど、事業者にその元手がない。だから「応援してください!」と発信して、「応援しよう!」と思った人が、一口1万円などの支援をおこなう仕組みです。インターネットが普及した現代ならではの手法です。

この手法で、カフェをオープンした女の子だったり、伝統を守ることができる酒蔵があったりと、いろんなケースが目標を達成してきています。



JCでは、茅ヶ崎JC理事長の岩澤氏が、昨年日本JCでVC(副委員長)を務められたときに、この手法を用いて事業資金をかき集めました。

この手法の良いところは、「売る前に売る」というようなものだと私は考えています。


そのために必要なのは、支援者のハートに響く発信力。

それを支える、誠実な想いなのでしょう。


JCは会費制の組織ですが、いつかこういう手段のみの事業が各委員会に振られるようになれば、おそろしく強い組織が育っていくように思います。

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