2016年2月5日金曜日

隣まちの寒川で、まちづくりを考えてみた



2月3日は節分でしたね。皆さま、豆まきしましたか?

当日、寒川神社で節分祭・豆撒き神事が執り行なわれ、遊びに行ってきました。


立春を迎える前日、邪気災厄を祓う節分祭、豆撒き神事が行われます。始めに御本殿で節分祭の神事が行われ、つぎに年男・年女の方々は、外庭に設置された特設櫓の上より、参集した人々に福豆撒きを行い厄を祓います。

これは寒川神社のホームページから引用した節分祭の説明文。

私は、信仰心というものは特に持っていなく、これまで神社にもそれほど足を運ぶことはなかったのですが、ここ数年はそこを中心に育まれている文化の差が大変興味深く、ワクワクしながら足を運ぶようになってきました。




福豆撒という行事にも参加しました。
その年の年男年女が当たりくじの入った福豆を舞台から投げ、訪れた方々がそれをキャッチすれば賞品がもらえるというもの。別にすごい効果なものが手に入るわけではないのだけど、みんな手を挙げて、「私に投げて!」といわんばかりに楽しそうに盛り上がっていました。


寒川は、茅ヶ崎の隣のまち。同じ湘南に位置づけられますが、雰囲気は全然違っていて、私の目からは寒川神社を中心として育った文化だと感じています。

この寒川に訪れる何万人もの方々と、茅ヶ崎に訪れる方々とは、明らかに目的は違う。まちが違うだけで、これほどまでに空気が違うって、なんだかすごく面白い。それは、そのまちを構成する住民だったり、そこに働きに来ている人たちの価値観にも通じています。

日本のことは、日本を出てみないとなかなか分からないものだと言います。

地域のことも、地域を出てみないとその特徴がなかなか際立って分からないものです。


まちづくりをおこなう上で必要なのは、「よそ者、若者、ばか者」なんて言ったりする人もいます。

この言葉の本質は、まちづくりにイノベーションを、というくらいなのだと思いますが、そういう視点を絶対欠かしてしまってはいけないのでしょう。寒川神社で見たこの文化を、例えば茅ヶ崎的にやるとすると?みたいなことをぼんやり妄想しながら、一生懸命手を上げてゲットしたカレーを片手に帰りました。








0 件のコメント:

コメントを投稿