2016年4月7日木曜日

会計の用語教室その1 公益社団法人って何だろう?



桜が満開になりつつありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 総務広報委員会の戸塚です。今年度は財務理事という役職と務めさせていただいております。議案の確認でご指摘させていただいたり、受付で出欠の確認させていただいたりする事が多いので、キャラクター同様、かたーいイメージを持たれている方も多いと思います(笑)

どうせならブログもそのイメージのまま書いちゃえ、という感じで財務理事として普段接している会計用語を何度かに分けてご紹介させていただきます。

多少難しい内容かもしれまれせんが、なるべく分かりやすいように書きたいと思いますので、少しでも参考になれば幸いです。

 セレモニーの開会宣言や各案内で皆さんが使われている、私達の団体名である公益社団法人茅ヶ崎青年会議所。その前半部分の「公益社団法人」ってどんな意味なのかご存知ですか?


 茅ヶ崎青年会議所では2011年度に公益社団法人の認定を受け、活動してきました。その意義としては、より多くの市民の皆様に自分達の活動や運動を知っていただき、また、団体としての信用力を高める事があったと思います。

 まず、社団法人の意味から考えてみましょう。社団法人とは、ある目的を持った人の集まりに法人格を与えられたものです。ある目的を持った人の集まりの具体例としては、趣味のサークル、学生時代の同窓会等があります。もし仮にこの集まりで何か契約する時に、一人一人の名前を使っていたら膨大な手間と労力が必要です。それを簡素化する為に、団体として独立した権利=法人格を与える事になります。

 次に、公益の意味を考えてみましょう。公益とは、私益・利益=利己(自分)の為にするのでなく、利他(他人)の為に活動する事です。その活動が求められているか、機会が開かれているか、という2点がポイントになってきます。


 以上をまとめると、利他の為に活動する人の集まった法人格が公益社団法人という事になります。

 最後に、公益社団法人のメリットは何があるのでしょうか。主な2点だけ挙げさせていただくと、

 ・公益を名乗る事ができるので、社会的信用力がある
 ・一般の法人と比較して、税法上の優遇処置がある 等


以上のようなメリットを受ける事ができる反面、様々な条件があります。その一つが「公益事業を主に行い、公益事業比率を50%にする」事です。次回はこの「公益事業」についてご紹介したいと思います。



 以上、長文乱文にて失礼いたしました。

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