借用元http://excandle.at.webry.info/200707/article_4.html |
うちの団体には、お神輿(おみこし)を担ぐのがすこぶる好きな男がいます。一番大切にしているのは家族、次にお神輿、たぶんお仕事はその次くらい、・・・じゃないかと勝手に想像しています。
彼は岡本雅司君。今年度LOVE&PRIDE醸成委員会の委員長を務めています。昨年度は、私と同じ委員会で幹事を務めており、肌感覚で周囲の状況を把握できるデキる男。
そんな彼が率いる委員会の担当事業が4月に向けて準備中です。まだ、事業計画をもんでいるところで、表に出せるような情報は何一つ無く、広報できるものもないわけですが、昨夜夕食後に休憩がてら読んでいた雑誌『オルタナ』に、思わず彼の姿を思い出させる記事がありました。
祭りがしっかり残る街は、風景も同じように残っているのではないか。道幅も、電信柱の位置も、生活を営む人のスケジュールも、祭りをよりどころにつくられている。何より、祭りと街の風景が呼応する事の美しさが身体化されている。そこで育った人たちは、その風景を壊したいと思わない。
祭りがコミュニティーを維持する要因であることは想像がついていた。でもそれだけではなく、1年の中の一瞬の非日常が、残りの日常の風景にも実は大きな影響を与えていたのかもしれない、と、僕は唐津の街の喧騒の中に立ちながら考えていた。
この一文を読んで、なんだかハッとさせられた気がしました。
物事は常に様々な要素と密接にネットワークを持っていて、何かがちょっと変わるだけで、他の何かがガラッと大きく変わるというような現象があります。このことをバタフライ効果なんて言ったりするそうですが、まちづくりを考えるときに、ある取り組みがどのような派生効果を生む可能性があるのかを、十分に検討することはとても大切です。
上の引用文では、そのことを裏から表現しているように感じました。祭りを残すことで、コミュニティーを残す作用がある。変化を起こす取り組みだけでなく、変化させない取り組みも同時に行わないといけない。
時代に合わせた変化は大切ですが、ときには時代に合わせないこだわりも必要です。
LOVE&PRIDE醸成委員会は、今年度スローガン「新たなる世代に残す茅ヶ崎魂!」と掲げて事業をおこないます。
どんな事業を展開するのか、是非楽しみにしていてくださいね!
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