2016年6月20日月曜日

6月例会青山繁晴氏講演会を終えて 「考える」大切さ



僕たちは本当に自分の頭で考えられているのでしょうか。ついつい、報道や発言力の大きな方々の声、空気感、イメージだけで自分のポジションを取り、自分の発言をしているような「気」がしてしまいます。もっといえば、例えば尖閣諸島沖の出来事について、頭では良くないと考えられるのにもかかわらず、ついついどこか遠くの、バーチャルな出来事として捉えており、ある意味で無関心の状態にもなっていたりします。

青山氏の講演会は、とても熱量の高い、衝撃的なものでした。
青山先生は、まさに大学の講義スタイル。会場を練り歩き、聴講者に質問を投げかけ、会場との双方向「授業」をおこないます。

”久々にこういうスタイルを見たなぁ!”

私は大学でも、大学院でも、双方向型の講義が好きでした。別に何を発言しようが講義は進みますし、何を発言しようが叱られることもありません。でも指されると緊張はするし、自分の回答がイマイチだったときはその後反省していたりします。

これが、この双方向スタイルの良いところではないかと思います。

つまり、考える機会ができる、ということです。

大学院時代にとてもお世話になった先生がいます。
彼は当時弁護士だったのですが、今は最高裁判所の判事を務められている方。

考えることが好きで、既成概念や当然のこととされているような物事一つ一つに、


「それってどういうこと??」

「それって本当にそうなの??」


とぐんぐん突っ込んできます。

私たちの周りには、当たり前ではないことが当たり前として語られることがすっごくあります。
何がダメなのか、どうすれば良いのか、自分なりの答えというか考えの軸がないと、未来を描くことはできません。

今回の青山氏の講演会から、「自分で考える」ということが一番大切なのだ、というメッセージを強く受けました。

久々に、頭を回転させてくれる講演会。
素晴らしい例会をありがとうございました。


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