おそらく、一つのケースに対して、その見え方や考え方に変化が生じたことを実感したときではないでしょうか。青年会議所はそういう変化を実感する機会が多く仕掛けられています。
なぜなら、青年会議所の一つのミッションは、人材育成だからです。
第08回理事会の理事長挨拶 |
青年会議所は単年度制です。
どういうことかというと、毎年代表をチェンジし、メンバーの役職もチェンジし、どんな事業を展開するかはその年度ごとに決定するということです。
単年度制の良いところは、同じ組織で立場をどんどん変えていくことで、新たなチャレンジがしやすいこと、事業がうまくいこうが失敗しようが、嫌がおうにも事業が終了すること、そのため反省は次に生かすものと前向きに切り替えを重ねていくことができること、などが挙げられると思います。
その結果、自分の変化に気がつきやすい構造になっています。
私の場合は、
- 1年目 「とりあえずJCに慣れれば良いや。」
- 2年目 「JCって何だかよく分からないけど一通り味わってみよう。」
- 3年目 「担当事業をなんとか成功させたい。でもいっぱいいっぱいでしんどい。」
- 4年目 「大変だけど、他の委員長やメンバーに少しでもやりがいを感じてほしい。」
というような変化があります。
その一年ごとにスタンスが変わっていってるんですね。
でも、「全然成長できていないのかも」と落ち込むこともあったり、「あ、ちょっと成長したかも」と元気になることもあって、三歩進んで二歩下がるという繰り返しの気がしています。
こういう試行錯誤というかジタバタしている感じは、精神的にかき乱されることもあってしんどいことも多いのですが、本業がある中で自分の幅というか枠を広げようという圧力をかけるには、やっぱり必要な負荷なのだと思います。そして、そういう負荷をかけられるかどうかは、立場が変わっていく(役職を務めさせていただく)中で機会に出会えるからなのだと思います。
これは青年会議所での話に限ったことではなく、仕事でも同様です。
2年前、1年前の自分と、今の自分とを比較して成長できているかどうか。
結果論ではなく、プロセスに着目して良いのが30代なのかもしれません。
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